シス・カンパニー公演

ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?

2006/6/5〜30 Bunkamuraシアターコクーン

作:エドワード・オルビー
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演:大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則

<主要な役>未定

<メモ>・ケラのシアターコクーンへの登場もこれで3回目。06年は「労働者M」の次にこれが充てられるので、シアターコクーンで連続して上演されることになり、これはケラの過去を振り返っても、実に快挙と言うほかない。
・シス・カンパニーはNODA・MAP(もとは夢の遊眠社)の制作スタッフが設立した、いわゆる芸能事務所。野田作品に出ることの多い役者たちが顔を揃えている事務所で、出演者のうちシス・カンパニー所属なのは大竹しのぶと段田安則。稲垣吾郎は言わずもがなの事務所。
・ケラの演出を受けたことがあるのは、このうち、ともさかりえのみ。映画「1980」(厳密な意味ではパルコの「SLAPSTICKS」)以来の顔合わせとなる。
・ケラの演出作としては最小人数になる4名での公演(もう一つの4人の公演は「フローズン・ビーチ」)。レイトショーなどの例外を除くと、非常に珍しい前例になることだろう。
・いわゆるシチュエーション・コメディの戯曲だが、いつも遅筆で遅れている分、演出に専念するケラの姿勢を知ることのできる初の公演と言っても過言ではない(他人の、しかも翻訳ものの戯曲であるとなると、その意味はもっと重くなる)。
・ナイロンの公演も、06年末に「ナイス・エイジ」で世田谷パブリックシアターでの上演が決定しているが、コクーンのオンレパートリーやこの公演と比較すると、「ナイロン100℃」よりも「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」の名前の方が大きな意味を持っていることが分かる(あくまでも相対論ではあるが)。

シス・カンパニー

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