24th SESSION

東京のSF

2002/12/12〜22 新宿シアターアプル

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演:大倉孝二、犬山犬子、峯村リエ、みのすけ、三宅弘城、松永玲子、長田奈麻、安澤千草、新谷真弓、廣川三憲、村岡希美、藤田秀世、大山鎬則、喜安浩平、吉増裕士、杉山薫、植木夏十、眼鏡太郎、佐藤竜之慎、中西天外、皆戸麻衣、廻飛雄、柚木幹斗、清水宏、中村まこと、渡辺えり子

<主要な役>海野十三郎(うんのじゅうざぶろう)、成人後の十四郎=大倉孝二、海野十四郎=新谷真弓、インガ=峯村リエ、アイゴール=犬山犬子、アメリカ=渡辺えり子

<メモ>・シアターアプルは3回目。連日ほぼ超満員。
・ナイロン通販でDVD購入可能。
・最初のダンスの曲はムーンライダースの「マニアの受難」。アルバム「Don't Trust Over 30」より。
・この公演より藤田秀世復帰。01年の新人オーディション合格者が出演。
・全員出演は「テクノ・ベイビー」以来となり、3年ぶり。これ以降も滅多に見れないとケラは口にするも、「ハルディン・ホテル」であっさり全員集合。
・セットはかなり大がかり。本来アプルに備え付けの回り舞台以外にももう一つ回り舞台を設置。
・大まかなストーリーは後藤ひろひとの「人間風車」に酷似。
・インガ、アイゴールは「フランケンシュタイン」、少年探偵団は「ロンドン→パリ→東京」より。ただし、インガとアイゴールは、かなりバカキャラに変貌している。
・アメリカ役に渡辺えり子の配役はミスキャストと言われ、ケラとの仲は最悪。
・大倉孝二が主役のそのそばで、新谷真弓にかなりの大役がふられる。
・時代設定は昭和38年。この時代を扱うのは3回目。
・映像はスクリーンと上手の風船に投影。最終的にこの風船は割れる。映像出演に休団中の今江冬子、澤田由紀子。

<ちらしより>自分の書く小説がすべて現実化してしまうことに気付いた純文学作家。彼は思いもよらぬ事件に巻き込まれ、SF小説を書かされてしまう…。ナイロン100℃の新作は、少なくともここ20年近くは観られなかったタイプのSFコメディー。大仕掛けそれなりに満載、上演時間は例によって約3時間(予定)。ケラリーノ・サンドロヴィッチが今更ながらフィリップ・K・ディック(と80年代小劇場演劇)に捧げる久々の騒乱劇。

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