新谷真弓
MAYUMI SHINTANI

<所属>スターダストプロモーション

<参加経歴>95年にオーディションに合格、「ウチハソバヤジャナイ〜Version 100℃〜」よりナイロンに参加

<メモ>・1975年11月6日生まれ。
・ナイロンの中核を担う美人女優。ひと昔前ならもしかするともしかしていたかも知れない、と思わせるぐらいのアイドル性に富んだ俳優。所属があのスターダストというのも頷ける。
・ナイロン参加前はナゴムギャルであったというのは、一部では有名な話。Side SESSION#2・11th SESSION「カメラ≠万年筆」でも、まんまナゴムギャルで登場している。ナゴムストライクスバックのイベントでも、ケラとの対談イベントがあった。確かにあの姿は似合うが、本人は遅咲きのナゴムギャルだったそうで、時期的には有頂天の再メジャーデビュー辺りからだったそうだ。ということは実質ナゴムは終わっている時期で、年齢的に見ても本当にナゴムギャルだったとは考えにくい。
・95年のオーディション合格者の中で、デビュー作となる「ウチハソバヤジャナイ」で、劇団内オーディションで唯一役名のある役を演じた(高野美千子役)。しかしその後すぐにスランプに陥り、「カメラ≠万年筆」での困った女の子役を地で行くような時期が続いたらしい(この話はナイロンのサイトでご覧下さい)。
・子役を演じる際に印象的な役が多く、「薔薇と大砲」のマヤ役などで才能を開花させているが、ナイロン作品への出演は意外に少ない。特に中堅ながら「絶望居士のためのコント」や「ナイス・エイジ」などで欠番しているため、ファンを多く持つ割にはナイロンで彼女の役を目にした観客は少なかったりもする。
・声優としてナイロンの中で犬山イヌコの次に売れた女優でもあり、GAINAX制作の「彼氏彼女の事情」や「フリクリ」、テレ東の「ポケットモンスター」などに積極的に出演している。庵野秀明とやりあったという記録もあり、声にこだわりを持つ。中性的な声のため、アニメにはうってつけ。これがきっかけで04年の「キューティーハニー」にも出演。
・ナイロンでは珍しく、広島県という地方出身俳優。上京してどの劇団にするか悩んだ末、結局自分のルーツであったナイロンを選んだようだ。
・子役での出演の場合、男女を問わない。その出で立ちも衣装次第で中性的に見えるためであるが、これがキーになる出演に「すべての犬は天国へ行く」のリトルチビ役。男か女か分からないというのが物語の進行を決定づけるため、脇役ながらかなり重要な役(また、唯一物語を外部から眺める存在としても機能している)。
・女性的な側面をクローズアップされるのはむしろ外部出演作品であり、劇団☆新感線の「阿修羅城の瞳」(再演)の笑死役や「直撃!ドラゴンロック3」のプリンセス・シンシン役などの大作にそれが見られる(前者は「いのうえ歌舞伎Shochiku-mix」としての公演)。特に後者はヒロインで、ナイロンでさえここまでの大役が回ってきたことはいまだない。同じケラ作品でもKERA・MAP#001「暗い冒険」北プロのルル役などは、キャピキャピした女の子の役。
・観ている側のポジションとしては大倉孝二よりも1ランク下の中堅俳優で、村岡希美や廣川三憲と並べて評されることが多い。もう30前後のはずだが、女子高生の役などが出てくると真っ先に回されるであろう。老いた役を演じたことはほとんどなく、「テクノ・ベイビー」で型にはまったような老人役が充てられた程度。だがナイロンで若さを前面に出せる俳優は少なく、かなり貴重な女優。
・小悪魔的な役に異常なまでの魅力。このギャップを生かした作品に「ハルディン・ホテル」。売れなくなった女優・アイドル役はケラが好んで使うものだが、彼女にそれが充てられたのは初めて。繰り出される嫌味が、いわゆる嫌味ではなく、どちらかというとワガママに聞こえるニュアンスが彼女らしい。
・3代目の「たまごクラブ・ひよこクラブ・こっこクラブ」の奥さん。夫役は近藤公園。まだあまり目にしないが、ナイロンのパンフレットでそれを見る日も近いだろう(ベネッセはシリーウォークの大手取引先)。
・笑いを発生させる役目ではなく、ストーリーの鍵を握る役割の方が多い。ただそれも順当にストーリーを進行させるのではなく、微妙に本筋とはずらし無自覚な感触で笑いを作り出している。もちろん本人はそれに対して自覚的。
・外部出演に積極的で、前述のいのうえ作品以外にも大小問わず出演している。個人的に最も印象的だったのは猫ニャー(現・演劇弁当猫ニャー)第9回公演「MY LITTLE MOLERS〜もぐらたたきの大きさ〜」。この直前に行われた、ナイロンと猫ニャーの合同公演である猫100℃ーからの続投であったが、ここでの子役+小悪魔の役が彼女のイメージを決定づけた感がある(ケラ自身もこの公演を観て、彼女の役割を決めていったようだ)。近作では明石家さんまの「JOKER」でも大役をこなしている。

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