藤田秀世
HIDEYO FUJITA

<所属>フリー(急ぎの連絡先はこちらまで、ということです)

<参加経歴>劇団健康第2回公演より参加→ナイロン100℃旗揚げメンバー→2nd SESSION「SLAPSTICKS」で退団→断続的にナイロンに客演→25th SESSION「ハルディン・ホテル」よりナイロンに正式復帰

<メモ>・1964年7月1日生まれ。A型。
・上記の参加経歴を見ただけでも一目瞭然だが、現在ナイロンに所属している役者の中で最も難しい経歴をたどっている。劇団健康第2回公演とは、タイトルは「逆回転アワー〜日本一アブナイお芝居〜」。この時期に参加していたということは、ナイロンメンバーの中でもほぼ最古株と考えてもいいぐらいだが、現在のポジションは、俳優インデックスにある通り大山鎬則などのナイロン第3世代と同世代と扱われているようだ。
・健康時代は主に切れ者の役をまわされていたことが多かったようだが、現在のナイロンでの役回りは、最近の作品を見る限りでは中年の紳士などの役回りが多い。年齢と相応してということだろうが、おそらく往時の彼の活躍を観ていた者に取っては少し物足りない感もあるだろう(そんなに続いているファンはおそらく少ないであろうが)。
・客演として参加したナイロンの公演は、「ネクスト・ミステリー」「ウチハソバヤジャナイ〜Version 100℃〜」「ザ・ガンビーズ・ショウ」「東京のSF」「ドント・トラスト・オーバー・30」の5公演。どの芝居においても、彼ぬきでは成立しないようなものばかりで、彼に対するケラの信頼は並々ならぬものだと考えられる。特に「ウチハソバヤジャナイ〜Version 100℃〜」はアルジャーノン(犬山犬子)と並んで主役。これは劇団健康時代に公演されたものの再演であったための措置と考えられるが、そうだとしても退団した彼をわざわざ主役に抜擢するのは通常では考えられない。また最後の2公演については、ほぼ劇団員扱いであったという点から、正式復帰を待たずしてナイロンへの出戻りは既に眼中にあったと考えるのが正当であろう。作品ごとに毎回強烈な印象を残すが、意外にナイロン時代の出演は少なく、活動について詳細を記すことができないのが残念なところ。
・ナイロンでは唯一の子役出身。子役時の参加劇団は明かされていないが、この伝手で「3年B組金八先生・第二シリーズ」への参加があった(秀才役)。これに関してはアイテム参照。また、タケノコ族であったという過去も持つ。劇団健康参加前はWHAT'Sという劇団を主宰し、作・演出を担当(「私戯曲」より)。
・その経歴から、当初から芝居のできる役者としての認識が強く、すぐに健康の中心を担う役者となった。この意識はナイロンでの退団まで続き、今もなお続いているイメージである。
・ナイロン退団後はベンチャー企業に乗り出したらしい。成功の是非は不明だが、現在の彼のサイトに変わる前(ナイロンの正式復帰よりもかなり前)の日記に、「はた目で見てもナイロンはとても面白い芝居を上演し続けていて、客演できたことを幸運に思っている」という意の文章が掲載されていた。
・芝居の中では体型のことをネタにされることが多く、幾分か太っているため(実は一般的に思われているほど彼は太ってはいない)それを十中八九の割合でいじる場面が出てくる。健康参加当初はそんなに体型のことは問題ではなかったようだが、次第にそれがネタになり、近作では「山田…豚吉」「少し運動なさった方が」(「ハルディン・ホテル」)と、矢継ぎ早に繰り出される。ケラ作品でのこのいじりはある種のお決まりであり、村岡希美の場合と違い、安心した笑いを誘っている。しかしもちろん、それは導入部分のくすぐりでしかない。
・このネタをうまく利用したものに「SLAPSTICKS」。この芝居においてアーバックル役は彼以外には考えられず、芝居に奥深さを持たせるために有機的に機能した体型だと言えるだろう。
・ナイロン作品において少年の役がまわってきたことはあまりなく、「ザ・ガンビーズ・ショウ」のトミー役程度(「ガンビーズ大爆発」)。04年現在40歳と、ケラとほぼ変わらない年齢であることから、どうしても周囲に比べて年が上の設定になることが多い。
・最近の作品においては、特に繰り出される嫌味の感触が絶妙。いかにもという感じで、上から見下ろすような発言に年の功を感じる。この魅力が存分に感じられる役に「ドント・トラスト・オーバー・30」の中のディレクター役。また、ウェルメイドな作風の作品においては、どことなく哀愁が漂う感じも、観客にしてみれば突き放さずかといって入り込みもせず、ケラの演出上のスローガンの一つである「俯瞰した視点」にピッタリと一致した名役者であると言えよう。
・何と言っても当たり役は「ウチハソバヤジャナイ」の高野正五郎役。彼はこの役を実質三度演じており(健康の初演、ナイロンの再演、シリーウォークプロデュースでの再々演)、この役は彼以外に考えられない。
・ナンセンス系の作品においては、主にストーリーを担う役にまわる。全ての公演を通しても、あまりギャグを連発するような印象はなく、物語の進行に大きく加担する役目が多い。もちろんこれ以外にも多くの抽出を持ち、健康時代はケラと共に笑いをとことん追求していたようだが、ナイロン作品においてはそのような役回りはあまりない。
・個人サイトを持つ数少ない劇団員である(他に持っているのは、みのすけと松永玲子のみ)。もちろん日記などの各オブジェクトも充実しているが、サイトを運営している一つの大きな理由は、フリーであるため自分のプロフィールなどを詳しく明かす必要に迫られてのものだろう。ナイロンの俳優の中でフリーの役者は彼のみ。とは言え、かなりな充実度で他の2人に負けず劣らず読みごたえがある。
・外部出演作品も主にケラとの関連が深いもので、猫ニャーの「パンダの致死量、6リットル」程度。赤坂ACTシアターの「3年B組金八先生」への出演も見られるが、これはあくまで過去の出演経歴からのものであり、直接的に彼が出たがったというわけではないだろう(ただしやはり彼にとっては思い入れの深いドラマであることは変わりない)。映像への出演もあまり目立ったものはなく、やはり子役時代のものが多い。
・旅行が好きらしく、海外にもよく行くらしい。ナイロンメンバーを引き連れて海外旅行、というのも珍しくないらしく、一部情報では結構お金持ちなんだと聞いたことがある。また、04年4月に結婚(現在詳細調査中)。

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(↑結構新しいFlash Playerが入っていないと見れません)

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