Side SESSION SPECIAL

アリス・イン・アンダーグラウンド

1996/3/8〜11 新宿スペース・ゼロ

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演:犬山犬子、今江冬子、峯村リエ、松永玲子、明星真由美、KERA、宮藤官九郎、みのすけ、三宅弘城、大堀浩一、大倉孝二、北野恵、村岡希美、長尾ちよみ、澤田由紀子、新谷真弓、鈴木雅子、山下優、安澤千草、廣川三憲、井出泉、今津登識、松浦努、宮本雅通、珍しいキノコ舞踏団、ザ・シンセサイザーズ

<メモ>・「フツーの演劇ファンへの絶縁状(二ヶ月有効)」を掲げての超実験的な公演。
・未映像化。「フローズン・ビーチ」DVDの特典映像、犬山犬子の部分に一部入っているのみ。
・主人公であるはずのアリスさえも多役で演じられるため、役名表記不可能。
・Side SESSIONとしては最大規模の会場。
・客席を四方ステージで囲んでしまったため、全ての芝居を見ることができた人は皆無。この発想は天井桟敷からのインスパイアとされている。
・基本的な筋はルイス・キャロル(C.L.ドジスン)のアリスシリーズのサイケさを前面に押し出したもの。
・通常のナイロンでは考えられない低レベルなギャグが連発される。客いじりや内輪ネタが多く、ナイロンファンでも楽しめるかどうかがギリギリだった。
・挿入された音楽はシンセサイザーズのレパートリーが多い。ケラ自身も何度も歌っている。他の曲は主にダンスのためのビート。
・大倉孝二が初めて大役をつかんだのがこの公演。ただ公演の性質上、偏ったボケしかしていない。
・ラストも日替わり。グズグズになって終わった回もあったそうだ。
・ゲストは鈴木慶一や田口トモロヲ、あがた森魚や伊藤ヨタロウなど、ニューウェーブな人たち。

<ちらしより>ナイロン100℃、96年第一弾は立って観る演劇。演劇?これを演劇と言ってもいいですか?ハイ、いいです。めんどくさいから。L・キャロルの例のアレを下敷きに、映像、コント、シリアス劇、ダンス、演奏を縦横無尽にミクスチャー。サイド・セッション史上かつてないスケールでお贈りする、笑いと不可思議の、なんていうか、こう、フツーの演劇ファンへの絶縁状(二ヶ月間有効)。

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