6th SESSION

4 A.M.

1995/11/26〜12/13 新宿シアタートップス

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演:犬山犬子、みのすけ、今江冬子、三宅弘城、峯村リエ<若手によるアナザーバージョン公演あり>

<主要な役>ゼリグ=みのすけ、サニー=今江冬子、シビル(パトリシア)=犬山犬子、アイザック=三宅弘城、ファイブ=峯村リエ

<メモ>・一幕三場の完全なワンシチュエーションの芝居。3ヶ月前の「カメラ≠万年筆」に続いて。
・ナイロン通販でビデオ購入可能。
・一つの国が南北に分断されている設定は朝鮮情勢より。ただし、南の方が頽廃していることになっている。
・現在のケラの持ち味である「シリアス・コメディー」はこの公演が初ということになっている。
・スライドで出てくる引用は以下の通り。だが、実は全て作り物である。
1.「人は皆、平穏を守る為に真実を犠牲にするーP.カールティー」
2.「驚くべきは、ペテン師の存在ではなく、誰もが彼らに安々とひっかかる、環境であるーK.フィリー」
3.「朝と夜の、どちらが正直か?おそらくどちらも嘘つきだーN.クライマー」
・この後たびたび出てくる架空の都市「トゥーマパルーマ」、架空の通貨「ゲンズブール」はこの公演で初めて使われた。この名前は特にシリアスものでは頻出する。
・タイトル通り午前4時前後に交わされる会話がほとんど。「午前4時の詩集」という国営ラジオ番組にゼリグが寄稿している。
・ラジオのアナウンサーの声は廣川三憲。
・ロンバケの活動休止宣言の直前。そもそもこの公演は「エンゲキニン生活10周年記念」のものであり、ここからケラの活動は演劇が拠点になる。15周年記念は「ナイス・エイジ」。
・文体から分かるでしょう。個人的にはこの公演が一番好きです。

<ちらしより>夜明ケ前。外ハマダ暗イ。思イハ未来ヘト焦ル。思イ出ハ過去ヲ膨ラマス。ダケド。ココニハ今シカナイ。今シカナイ。思イト思イ出ノ間デ引キ裂カレテ、ソレジャアナンダ、笑ウシカナイトイウノカ。

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